2020年5月26日火曜日

自由に生きる

「こんな夜更けにバナナかよ」の映画を見ました。
障害者が、何様のつもり?くらいに威張っていて
わがまま放題 自由奔放
親にもすごい口聞いていて最初とても不思議でした。

そしたら
「親には親の人生を歩んでほしい
 自分の介助だけで終わってほしくない
 家族が面倒を見なければいけないという常識ではなく
 たくさんのボランティアさんにお世話になるという選択」
をあえてしている という実話。

本当は親に甘えたいけど、あえてそうしない
障害者の世界を変えていきたいという挑戦

できないのだから、勇気をもって助けてもらうということも
すごいことですよね・・。
普通
我慢したり
お互いが遠慮したり・・
健常者でも好きに生きることは難しいのに
思ったままに正直に生き 
嫌われる勇気を持ちながらも、なぜか愛される主人公

夢を持ち、挑戦し、健常者同士でも分かり合うのは
難しいのに ぶつかり合いながら理解が深まっていく

介護にしても
こうした障害者との触れ合い方にしても
こちらは健常者ですとやってあげてるという意識ではなく
対等であるという視点

新鮮でした‥。

私も子育てしていて、
「部屋を掃除したら・・○○して良いよ」
「勉強したら○○してよいよ」
のように、条件付きの愛を使ってしまうことがよくあります・・・

でも子供は すぐに見破るので
だったら・・いらないと放棄します。

「あなたが生きているだけで良い」という存在そのものを
丸ごと認めて お互いが尊厳を持っているという関係
が大事なんだなと再認識しました。


相手にわかってもらえない
自分も相手を理解できない
そんな悩みは多いです

でも、違う者同士が
理解しあえないのが当たり前
理解できたらラッキーくらいな前提だと
付き合っていくのが楽じゃないでしょうか?

立場が違えばこう見えるんだ‥
こう考えるんだ…
こういうことが不安なんだ‥
こういうことで困っているんだ‥
お互いがお互いの目線でものをみれるようになることが
精神的進化だと
私は思うのです‥

だから、そういう問題で苦しんでいる人は
そんな哲学者のようなエキスパートになれる
そんな資格があるのではないかと思います。

家族だからこそ気を使わなくてもよい
ではなく、
誰に対しても尊厳をもって
その人が自由に生きてよい
自由な選択ができる
そういう世の中を作りたいです。

体が不自由だからと言って
心まで不自由に生きる必要もなければ、

体は自由なのに、
心が何かに縛られて、不自由に生きる必要もないのですよね。

素敵な映画です。
amazon primeなどは無料ですのでぜひ。

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