2014年6月12日木曜日

東洋思想は人としての生き方、あり方を教えてくれる

昨日の易で

「卑(ひく)きは地に法う(ならう)」

という言葉が出てきました。

私の師の村山先生は

いくらでも高く有名になれる実力と器を持っていても

常に大衆の近くにいて無名で謙虚であり続けようとします。

その生き方はまさに、ここからきているんだなといえる文章です。

この

 倣う(なら) 

 効う(なら)

どちらも「ならう」と読みますが

効の字をみると、「人間に交わって力がつく」ということを表しているんですね。

教えてくれる師がいることの重要性を教えてくれています。

人との交わりがないと

一人では勉強は無理だということです。

仏教でも易でも人間関係の中で学ぶことを推奨しています。

人里離れ、滝に打たれ、山にこもる苦行などは

人間生活に揉まれるよりも簡単なのかもしれません。

息子にこの勉強をしてほしい・・・

夫に吉方を取らせてあげたい

自分の信じていることを人にもしてもらうことの難しさを

お釈迦様も一番の修行だというように

自分が何かをするだけなんてとても簡単なことです。

生きていれば問題はたくさんあります。

勉強していても、悩みがなくなるわけではありません。

でも聖人は世の中どんなごたごたが起こっても

その中で物の正しい成り立ちをを冷静に見ることができる

と繋辞上伝(けいじじょうでん)の中にあるように

村山先生は、どんなことが起こっても動じないところがすごいなあと感じます。

私も先生にならい、6年になります。

社会では6年目の社員なんて・・・まだまだひよっこの部類ですが・・・

やはり、これだけ長く続いていることは他にはなく

実際の生活を見ても、これが身にしみてきているように思います。

毎日本当にいろいろなことは起きます。

いろいろな感情にもやられます

でも、この人に相談したら大丈夫

と思える人がいること

何か意味があって起きている

大きなものに守られている

私はひとりじゃないと思えること

これが孤独感がなくなるという七赤の吉方だと先生はおっしゃいます。

七赤はお金が入ってくるという吉も確かにあります

先生の講義を好きなだけ受ける日がくるなんて

6年前の私には想像もしていませんでした。

人生が楽しいと感じられる精神的な面での充実感は

美味しいものを食べたとか、旅行に行ったというような

すぐに終わってしまう、飽きてしまうような悦びとは違います。

易も、気学もきっと村山先生じゃなければ

これだけ深いな~と味わうこともなく、方法論で終わってしまったのかもしれません。

「こっちの方位に行くと良いよ」という方位学的な方法論は

おそらく、100分の1くらいで

その何百倍も自分の生き方、あり方を見つけるためのまさに教えになっています。

昨日も隣の席に座ってくれた生徒さんが

メイクがとっても上手でどんな化粧品を使っているのかを教えてもらいました。

「その辺のドラッグストアので十分」と言われます。

やはり達人は使い方を心得ているので

高いから良いというような選択をしないんだとまず驚きました。

でもきっと

同じ化粧品を使ったとしても彼女と同じようにいかないのです。

NLPのモデリングでも憧れの人を真似るというのがありますが

いくら知識を得ても、それを使いこなせるようになるには

時間も努力も必要とするわけで

同じツールを使ったとしても

きっと素敵な眉毛を今日からかけるわけではないのです。

毎日の積み重ね・・・

これが本当に大事ですよね

失敗しながらも続けること・・・

うまくいくまで続けること・・

何年勉強しても全然幸せになっていないという人もいるそうです・・・

先生のもとでもう10年勉強しているのに

きっと目の前のことに追われて他のことを考えているのでしょう

いつも頭が他へ行く人がいます。

話を一応聞いているのだけど、心は別のところに有り

だって「主人が悪いんだ」などということばが

ぐるぐる頭の中を巡っているのかもしれません

先生は一言

「根性が悪い」とか「頭が悪い」と言われるのですが

頭が悪いんだよね・・・という意味は

素直に人の言うことを聞けないで

勝手に自分の考えに固執することなんじゃないかなと感じます。

思考の使い方が間違っていて

無いことの妄想に時間を使い

あることから考えるということに使っていない。

そういう人はいつまでたっても何も変わらないとおっしゃいます。

でも素直な人は

日盤吉方とるとよいよといえば

明らかに前より考え方が明るくなり

名前を変えると良いよといえば

すぐに名前を考えて変えてしまい

重病だったのに、元気になられている方もいらっしゃいます。

ギリギリの悩みの人ほど、決意が違うので・・・

人の話をしっかり聞き、何ができるかできることを素直にやろう

と天にならうことができるのでしょう。

19日のはじめての気学は七赤の象意をやります。

本家星についてや、6月は年盤と月盤が重なりますので

その時の引越しの特徴についても補足したいと思います。

また17日の実践講座はあやふやになっていることを今一度確認しましょう。

日盤吉方もセブンイレブンに行くか、ファミリーマートなのかで

コンビニひとつとってもまた効果が違ってきます。

海外旅行の見方、日盤でみるか、月盤も影響するのか?

年盤は?などベテランの人でも日々進化する村山先生の解釈にはハッとすることでしょう。

知っている・・・やっている・・・ではなく、

実践しながらの検証はとても大事です。

また凶方についても詳しくやります。

凶方に止む終えず行く場合ありますよね。

でも、砂をまいたから良いとか、

吉方の水をとってきたから大丈夫なんて嘘を信じてはいけません。


そういう場合の心構えや

暗剣殺方位の意味など

日々の生活での不安を解消させて夏休みを過ごしていただきたいなと思います。














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