2013年5月9日木曜日

宇宙は愛を求めて進化をしている


知り合いの方がもらい火で全焼した。

人の運命というのはいつ何が起こるかわからない

彼女はとっても働きものなのだけど

病気がちで、いろいろな難病を患ったりして

いつも人のことで忙しい人だった。

御主人は仕事しないし、

家族のいろいろな問題が次々に起こっていて

ずっと気になっていたのだけど

名前が一文字名前。

変えた方が良いのにな~と思っていても

私たち鑑定士は、聞かれない限りそれをいうことはできない。

依頼されれば見ることもあるけど

基本的には私は人の悩みで生計を立てたくないという

村山先生のポリシーが好きなので

本人が幸せになれるコツを知りたいとなったら

勉強してもらえるように、知恵をお伝えすることはあっても

さらなる不安をあおるような真似をしたくないと思っているので

身近な人を見ることもアドバイスすることもほとんどない

でもこんな出来事があると、やっぱり縁あった人には

私なりにできることもあったのかと思ったりもするんだけど

それもおこがましいような気がしている。

インド哲学的にいえば、

人には決められたカルマがあるので、それに応じてその人が背負うべきことで

人は成長する。

例えば私がその人を助けたいと手を差し伸べることが

実は悪い行いになってしまうケースもある。

だから・・・日頃から

助けるということの意味合いも難しいなと感じている。

宇宙は愛を求めて進化をしていると

テイヤールドシャルダンはいう

私もその通りだと思う。

家が全焼したことで娘さんのところに泊まったとのこと。

赤ちゃんが生まれたばかりで

それはそれでとても意味があるように思える

年老いた親御さんも近くで暮らしているという

家族がもっと近くなるために

もしかしたら、ご主人がしっかり柱になるために

そういう出来事が起こっているという気がしてならない

人類の進む方向は、向上の道は神に向かっている

愛や、思いやりに向かっている

その考えに心酔していたのがビートルズであり

ジョンレノンだったそうだ。

苦労のさなかにいる人を助けたいと思うのは

時にエゴを満たすだけになってしまう気がして

私の心の起き方も最近は変わってきている

ただただ起こる出来事はその人に必要なことで

親も子も皆それぞれにカルマがあるので

それぞれが乗り越えるだろう力を信じて

見守る以外ないのかなと思ったりもする。

とても冷酷なように聞こえるかもしれないが

自分のこともちゃんとできなくて

人助けも何もないだろうと思うと

まだまだ未熟な私が先祖供養などできるわけないという

親鸞の考えも重なって・・

ただただ、その神の計画である

完全なる愛や思いやりに私自身がたどり着くことに

専念したいと思うし

そのために知恵を身につけたいと思う。

そうやって一人一人が神様を煩わせることなく

智慧を身につけて行くことができたら

それこそ人のため、地球のため、宇宙のためだと思う。

占いとは時にせっかくの宿題の答えを

カンニングすることのようなそんな後ろめたさを覚える時がある

でも、気学や家相や易を学び

置かれた状況や人間関係にあらがうことなく

未来の決断をできるようになってきていると思う。

間違いだらけできた人生

自分の考えでこれだけ間違ってきたのだから

そろそろ宇宙にお任せしたい

そう祈るこのごろである。














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