2013年5月29日水曜日

人生でけして来ないものはな~に?

宿題を明日の朝やると言って寝た息子

今朝は目覚ましが鳴らず

二人して寝坊してしまった・・・

いきなり大泣き

もう間に合わない。

8時に登校したいというのと

宿題もまだしていないというのと

あと20分しかないという巨大な恐怖に襲われて。

「だから言ったでしょ・・・」

母親なら絶対口にしてはいけないけど

つい言ってしまう言葉。

「僕だって後悔しているんだ」

でもいくら後悔したって何度でも子どもはやる。

だからこれは神様の愛だと思った・・・。

今までは人は痛みで成長するのだと思っていた。

痛い思いなんかする前に成長出来たら良いけど

やはり体験しないと私たちはわからないことばかりなのだから

体験は必要なのである

誰かが先日言っていた・・・

「けしてこないものってな~に?」

正解は

「明日」

そうだ

明日になってみたらもう今日なのだから

明日というのは永遠に来ないのだ。


でも今日の解釈はちょっと違う

つらいことで成長するというのではなく

ちゃんと間に合ったのだから。

あせりはしたけど宿題はちゃんと済ませた。

食事も泣きながらかじりながら

私が車で送ってなんとかギリギリ5分くらい遅れただけだ。

あきらめなかったのだ。

人間あきらめなかったらそれは失敗にはならない。

恐怖があるひとは、何もしたくない。

しかし

恐怖から抜け出すにはやるしかない。

「そんなに簡単じゃないんだ」

息子は叫ぶけど

人生はとってもシンプルなんだ。

時間は待ってくれる

人は結果よりもその経緯をみてくれる

学校に来ないよりも5分遅れてでも行く方が価値がある・・・

いろいろなことを体験して学んでいく。

昨日までの彼なら学校を休んだと思う。

彼らの世界はall or nothing(オールオアナッシング)

やらないか完璧かのどちらかにしたいので

遅刻して怒られるくらいなら

宿題してしごかれるくらいなら

行かないと選択していた。

逆に時間さえあれば満点を狙ってとことんやる

好きなゲームとか何度でも・・・。

でも人生というのは白黒だけではなくグレーゾーンがある。

はっきりさせたいと思うけど

はっきりならないのが宇宙だ。

いつまでも完成はないし

これで終わりという成長の達成感もない

ずっと続くのである・・・

しかし・・だからといって

明日やろうと思っている人に明日は来ない

そういう人は絶対にやらないのだ。

行動は今しか起こらないのだから。

いずれやろう・・・・

そうやって自分との約束をずっとずっと先送りにして来て

生まれた意味も、

果たすべき使命も

なぜ生きているのかという意図も持たないまま・・・

食べて、寝て、仕事して・・

食べるために仕事して・・・ストレスを貯めている・・・。

肉体の維持のために

食べるためにとあくせく働く・・・。

家族のために?

でも

家族はそれで喜んでいるだろうか?

怒ってばかりの、遊んでくれないママなんて嫌に決まっている・・・

でも変わりたい・・・今のままでは嫌だと思いながらも

勉強しても無駄かもしれない・・・

わからないかもしれない・

続かないかもしれない・・・

そんな恐怖に、また今度・・・となってしまってはいないだろうか・・・

だって子どもがまだ小さいもの

お金がないもの・・・

時間がないもの・・・

自分がやらないことを正当化させるための言い訳を考えることに

エネルギーを費やす毎日から

抜け出すのは今しかないのだ!

もう遅いということはない

気が付いた今が一番早いのだから。


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