2013年12月11日水曜日

師を持つことこそ人間に生まれて最高の幸せではないでしょうか?

この季節いろいろなものをいただきます。

美味しいコシヒカリとか、

無農薬のりんごとか・・・

きっとみなさんすごく考えてくれたんだろうなと・・・

その心が痛いほどわかります。

昨日も2年ほど受講していただいている方と初めて会い

お菓子をいただきました。

それより長く受講しているもうひとりの生徒さんがそれを見ていて

私もあげたいなと思うんだけど

「こんなの嬉しくないかなと思ってしまってできなくて・・・」と

ぽろっとおっしゃいました。

その気持ちは私もよくわかります。

お世話になっているヨガの先生もとても遠慮深い方で

受け取るのを恐縮されてしまうだろうからと

今まで差し上げたくても控えてきました。

村山先生も手術されてお体が悪い中で

食べ物もご迷惑だろうし

重いものも渡せば荷物になるしと・・・

いつも迷っていました・・・・。

でも勇気を持って

今日初めてお好きだと聞いていた梅干を持って行きましたが

塩分を控えなきゃと止められるんだと嘆いていらっしゃいながら

減塩の梅干の方は受け取ってもらえず

体に悪そうな塩味の方を受け取ってくださって

ドキドキでした。

何かお礼をしたい・・でも上の人に対してというのは

本当に迷いますよね。

村山先生ですら、そうおっしゃいます。

病気の師に高いワインを買っていこうかな・・・

美味しい和菓子がいいかな?

病気で飲めないだろうから・・・それをちらつかせて

嫌がらせしようかな・・と楽しそうに笑います。

それが先生流の師に可愛がられる愛嬌なのです。



最近思うのは、師は何が嬉しいだろうと思ったら

自分を超えるような人間になって欲しいということかなと・・。

今まではひっそりこっそりやってきましたが、

きっと師に対する恩返しは

私の生徒さんが増えることなのだろうと

先日心を入れ替えました。

私は母親のように結構生徒さんになんでもやってあげてしまうのですが

村山先生は本当に何も手を差し伸べず

悩みの相談にも乗らず

自分で考えさせるというスタイルなので

それこそが本当の愛なんじゃないかと気がつき始めました。

先生のことを村山!と呼び捨てにする人が少なくなったことを嘆き

自分の言うことをきかない反抗する人の方が大好きという

人情味あふれる師がいることを

本当にありがたく思い

そのスタイルを大事にしたいなと思っています。


気学は独学は無理です。

どの世界もそうです。

師を持つことこそ人間に生まれて最高の幸せではないでしょうか?

子育てもよく似ています

与えすぎても良くないし、

私の親孝行を見て、子供たちが真似していくように

私の師に対する姿勢を見て

親や、上司や神、仏など

自分より上のものへの畏れや尊敬を持つように

自分で考えて歩んでいけるようにあるべきかな・・・と

改めて思いました。

ぽちとひと押しお願いします


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